整形外科に行った時、まずレントゲンを撮られる事が多いですよね。
レントゲンは骨の全体的なバランスや骨折の有無の診断に有用です。でもレントゲンで見えるところとレントゲンでは見えないところがあります。また、レントゲンは微量ではありますが放射線被曝をします。このため当院ではその目的に合わせて検査を行なっております。『とりあえずレントゲン』は行いません。

当院では、診断と治療にエコーを使用します。
そのメリットは骨以外にも、血管、神経、筋膜、筋肉、靭帯、水腫、血腫、腫瘤、異物、などなど多くのものが見えることです。
色々なものが見える事で何で痛いのかどうして痺れるのかその原因を探ることができます。
また放射線被爆はなく、レントゲンの枚数が多い場合は値段も安くすみます。被爆がないため小さなお子さんや妊婦さんにも問題なく使用できます。

当院では診断の他にそのまま治療にもエコーを使用します。実はこちらが本当の整形外科エコーのメリットです。
エコーを使用した治療は、関節注射、ハイドロリリース（筋膜、神経、血管周囲、靭帯、半月板など様々です）や神経ブロックなどがあります。ハイドロリリースとは以前は筋膜リリースと呼ばれていましたが、徒手的な方法も筋膜リリースと呼んでいるために、エコーを用いて注射をする方法をハイドロリリースと呼んでいます。
どんな症状にハイドロリリースの効果があるかというと、例えば40肩や50肩、バネ指、テニス肘やゴルフ肘、膝の痛み、腰痛や坐骨神経痛、手の痺れ、腕全体の重だるさ、ふくらはぎのいたみやしびれ、足裏のしびれなど色々な場所の痛みやしびれに対してハイドロリリースを行いその痛みやしびれの緩和に役立っております。

整形外科エコーを用いて治療する事でより正確な位置に、より少量の薬で症状をやわらげる事が可能です。ぜひ当院でのエコー治療をお試しください。もちろん保険治療です。